花台(かだい)

花台(かだい)とは

お茶を点てる以外の茶道具

茶道具にはたくさんの種類があり、その多くがお茶を点てるのに必要になるものばかりですが、茶道具の中には直接お茶を点てるには関係のないが、茶道の世界には欠かせないものというのがたくさんあります。
その一つが花台です。
花台は、花入れに花を生ける前に、花をまとめて乗せておく木地で出来た足付き台の事です。
花台は普段の茶会や茶道のお稽古時にはなかなか登場する事がありませんが、花寄せと呼ばれる式法を行う時には欠かせない茶道具なのです。

花寄せに欠かせない花台

茶道では、立夏と呼ばれる5月頃から冬至にかけて風炉が使われますが、この頃は一年の中で特に草花の種類が多くなる期間でもあります。
この草花の多くなる季節に行われるのが花寄せです。
花寄せとは、茶事で使われる花入れを全て茶室に並べ、花台に盛り付けてある草花を、花寄せに同席する方々が順番に花入れに生けていくという式法になります。
この花寄せを行う上で欠かせない茶道具が花台なのです。
花台は日常的に登場するものではありませんので、目にした事がないという人も多いと思いますが、大切な役割を担っている茶道具の一つなのです。

花台を購入する注意点

ほとんどの茶道具は骨董品で手に入れる事が出来ますが、花台はなかなか出会えません。
骨董品の花台としてよく見かけるのは、利休形と呼ばれる杉木地で縁の回りに桜皮の綴目のある花台がありますが、滅多に出会えるものではありませんので、出会えた時が買い時と思っておきましょう。
また、花寄せを行う際には花台だけでなく、小刀や水次も必要になりますので、花台だけではなく、セットで購入しておく事が大切です。
骨董品で購入を考えているのであれば、花台と小刀と水次を別々に探すのではなく、セットになって売られているものを探す方が、状態が良いものが多いのでお勧めです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする