懐紙(かいし、ふところがみ)

懐紙(かいし、ふところがみ)とは

茶会に出席するなら必需品の懐紙

茶会に出席する時に参加者が必要になる茶道具はいくつかありますが、是非用意しておいてもらいたいのが懐紙です。
懐紙とは、二つ折りされた小さな和紙の事で、茶菓子を乗せるお皿代わりに、茶器を拭くちり紙代わりに、様々な用途に使う事の出来る万能紙です。
茶道を習うのであれば自前の茶道具を揃えていくと思いますが、茶道具は良いものになればなるほど高価なものになってしまい、なかなか欲しいものに手を出せないという人は多いと思います。
しかし、懐紙であれば安いもので数百円、高い物でも千円から二千円もあれば品質もデザインも良い懐紙を手に入れる事が出来ます。
自前の茶道具を購入するならまずは懐紙から用意していきましょう。

懐紙にも骨董品がある

懐紙はお皿変わりやちり紙代わり、あるいはメモ用紙になる為、どう考えても消耗品でしかなく、懐紙の骨董品などないと思っている人は多いでしょう。
まして家で古い懐紙が見つかったならば、価値がないと簡単に捨ててしまう人は大勢います。
しかし、実は懐紙も立派な骨董品になるのです。
実際に、骨董品屋さんで懐紙が売られている事もありますし、古い懐紙を骨董品屋さんが買い取ってくれる事もあります。
消耗品と言えど、茶道具は茶道具です。
捨てる前にまずは鑑定してもらいましょう。

骨董品として価値が出るのは懐紙入れ

古い懐紙にも価値が出る事があるとは言っても、価格で言えば大した額にはならないというのが現実です。
一方、懐紙を持ち歩く為の懐紙入れであれば、骨董品として何万円、何十万円と価値の出るものがあります。
家を整理していて懐紙入れが見つかった場合は、必ず骨董品屋さんに見てもらいましょう。

平安時代から伝わる大人のマナー

懐紙は茶席で使うだけでなく、懐石料理が出るような改まった席でも使う事が多く、受け皿の代わりにしたり、ナプキンの代わりや魚の骨を取る時の支えにしたりと、上品に食事を頂く時には欠かせないアイテムです。
そんな懐紙の文化は平安時代から受け継がれていて、お皿やちり紙の代わりはもちろんの事、便箋やハンカチとしても使われるなど、平安時代の貴族にとって懐紙はなくてはならない必需品だったのです。
現代でも、さりげなく懐紙を使える人は品位ある人として一目置かれます。
懐紙は日常生活の中でも気軽に取り入れられるものですので、茶道で使うのはもちろんの事、普段から懐紙のある生活を意識してみましょう。

懐紙の購入ポイント

いざ懐紙を使ってみようと思っても、どこで購入すればいいのか迷う人は多いでしょう。
しかし、実は懐紙は駅前のデパートなど身近なお店でも簡単に手に入ります。
今はインターネットで購入するという方法もありますので、一昔前よりもさらに購入しやすく、日常生活の中に取り入れやすい環境にあるのです。
懐紙はシンプルなデザインのものが多いですが、季節感のある絵柄やデザインの懐紙もたくさんありますので、シーン毎に使い分けできるよういろいろな種類の懐紙を購入しておくのがお勧めです。
また、懐紙の保管場所の注意点としては、傷や汚れ、シワが付かない所にしまっておくという事です。
懐紙入れを活用するのが一番ですが、懐紙入れを使わずバックに入れて持ち歩く際などは、十分に注意しておきましょう。

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