菓子切り(かしきり)

菓子切り(かしきり)とは

茶菓子を頂くのに欠かせない菓子切り

菓子切りとは、茶菓子を頂く時に使われる茶道具の事で、一般家庭で言う所のつま楊枝です。
菓子切りには黒文字と呼ばれるものから象牙、金物などいくつか種類があり、茶会に出席するのであれば必需品になります。
茶道初心者が多いと分かっている茶会などでは菓子切りを用意しておいてくれる所もありますが、ある程度知識のある人達が集まるような茶会や本格的な茶会になると、菓子切りと懐紙を持参していく必要があります。
茶道を習う、あるいは本格的な茶会に出席していきたいのであれば、徐々に茶道具を集めていくにしても最低限、菓子切りと懐紙は用意しておきましょう。

菓子切りの使い方マナー

 

茶の湯で出される茶菓子は季節や茶会の趣旨によって様々な和菓子が選ばれますが、基本的にお饅頭や干菓子のように手で食べるもの以外は全て菓子切りで頂くのがマナーです。
頂き方の基本は、懐紙をお皿変わりにして茶菓子を持ち、菓子切りで切り分けて頂いていきます。
どんなに小さな茶菓子が出たとしても、菓子切りを突き刺してそのまま食べるのではなく、必ず1、2回は切り分けて、小さくしてから口に運びましょう。

骨董品として価値のある菓子切り

菓子切りや懐紙といったものは消耗品として扱われる事も多く、骨董品はないと思っている人は多いかもしれませんが、実は他の茶道具と同様に骨董品の菓子切りもあります。
菓子切りには黒文字と呼ばれる木を削ってスティック状にした楊枝もあれば、象牙や金物で作られている菓子切りもありますので、象牙や金物であれば骨董品としても価値があるのです。
また、象牙や金物以外にも、塗り物や竹細工の菓子切りも骨董品として価値が出る事があります。
家に古い茶道具があり、菓子切りも見つかったという場合は、消耗品だからと処分するのではなく、一度骨董品の鑑定に出してみましょう。
但し、黒文字の菓子切りは作りたてが最上と言われていますので、まず骨董品としては価値が出ないと思っておきましょう。

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